神社の祭り
神社では1年を通じて様々な祭りが行われ、この他に各神社特有の神事等も行われているのです。そん中で特に「例祭」「祈年祭」「新嘗祭」「大祭」を重要な祭りとしています。
■例祭(れいさい)
神社の「ためしのみまつり」とも言います。恒例によって1年に一度行われる祭りです。
神社によっては1年に二度行われるところもあります。
■祈年祭(きねんさい)
「としごいのまつり」とも言います。稲の実りを始めとして五穀豊穣を祈る祭です。
■新嘗祭(しんじょうさい)
「にいなめのまつり」とも言います。春の祈年祭で五穀豊穣を祈り、秋の収穫が豊かだったことを感謝する祭りです。
くらしの祭り
地鎮祭
家などを建築する時、その土地を守護する神々を招き供え物をして土地利用をお願いします。併せて建築に関わる木や匠の神々も招き工事が安全に行われることを祈願します。
神葬祭
神道式による葬儀です。神道では人は神の霊(みたま)を受けてこの世に誕生し、死後は再び神の許に帰ると考えます。更にその霊の一部は別け霊と言ってこの世に遺り家の護り神となります。人が亡くなった時、その霊が神々の許に戻ることを産土神々(うぶすなかみがみ)にお告げ申しさげ安らかに鎮まることをお祈りすると共に、別け霊を霊■に移して永く後に遺された家族の護り神として鎮まることをお願いする祭りです。
御霊祭
死後神となり祖霊となった故人の霊に感謝を捧げその霊の安鎮を祈る祭りです。
主に50日、1年、3年、5年、10年と末永くお祭りします。